店長「やあ、よく来てくれたね」
怜奈「はぁ・・・よろしく」
店長は、30歳くらいのヒゲの男性だが、
どちらかといえば、
お洒落なバーのマスターみたいな雰囲気だった
怜奈は一通り、時給の説明を受けた。
シフト制で、好きな時間に出勤できる、
待機室もあり、ジュースや漫画も読み放題
悪い話ではなかった
店長「君なら、一発合格だよ、可愛いからね」
怜奈「はぁ・・・ありがとうございます」
怜奈は当然でしょ、といわんばかりの顔で返事をした。
店長はニコニコしながら質問を続ける。
「ところで、怜奈さん? くすぐりには強いですか?弱いですか?」
それは怜奈も、少し気になっていたところだった。
というのも、怜奈はくすぐりなんて、中学生の低学年のときに、
休み時間にふざけてやったことがあるくらいで、
(しかも怜奈は、どちらかと言えば、くすぐる側だった)
自分がくすぐりに強いか弱いかなんて、さっぱりわからなかった。
「なるほど、なるほど・・・」
なおもニコニコと答える店長。
店長「それでは、さっそく、試してみましょうか!
そのほうが話が早いですしね
ちょうど、今お客さんが一人待機してるんですよ」
怜奈「え!今からですか?!」
さすがに少し驚く怜奈。
店長「ええ、ちょこっとくすぐられるだけですから・・・
ちゃんと時給も払いますよ?」
終始、ニコニコしている店長。
全く感情が読めない。
怜奈「ええ・・・わかりました」
店長「ありがとうございます! お客様にも、
今日入ったばかりの娘なんで、
お手柔らかに、って伝えときますよ
では・・・さっそくこれに着替えてください」
手渡されたのは、
ビキニの水着だった。
どうやら・・・やるしかないようだ・・