お仕置きくすぐりボックス

 
身動きのとれないほど狭い箱に閉じ込められて、動けないままくすぐられたら、人間はどうなってしまうのだろう。

 
部屋中に、気が狂ったような女の子の笑い声がこだまする。

 
「あーーハハッハハハハハハハハぁっ!!いや゛っ、いや゛ぁ゛っっ!! やめてやめてぇ゛っ!おっほほほぉっ゛ーほっほほほぉっ!!ぎゃはっ、ぎゃははっはあははははぁッ!!」

 

保護者や先生の同意を得て、悪いことをした女の子が閉じ込められる『くすぐりボックス』。

それは狭くて小さなガラス張りの箱。女の子でも身体を「くの字」に折り曲げなければ、全身を収納することができないほど狭い。そこに、まるでトランクに押し込められるような格好で閉じ込められる。

箱の内側には扉も鍵もない。すべてツルツルのガラス張り。

もし仮に内側に取っ手があったとしても。身じろぎすらできないほど狭い箱の中では、おそらく自分で扉を開けることは叶わないだろう。それほど窮屈で圧迫感のある箱。おまけに、ガラスはすべて防弾強化ガラスであり、暴れて割ることも不可能。(そもそも暴れるほどのスペースすらない)

つまり中から自分で外に出る手段はない。

 

それどころか、痒い頭を掻くこともできない。寝返りをうつことも、体勢を変えることもできない。
あまりに窮屈でストレスのたまる箱。

ここに閉じ込められたら、成人男性でも5時間ほどで泣き出したり、1日ももたずに精神がおかしくなることもある。過去には刑罰などで使用されることもあったほどだ。

閉じ込められた人間には、絶望しかない。

そのため、教育目的で女の子に使用する場合は、一応、30分が目安。最大でも1時間以上使用しないよう、法律で定められている。

 
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呼吸に困ることがないよう、ガラス箱の壁面には、各面に2つずつ大きな穴があけられている。とはいえ、箱からの脱出には、何の役にも立たない。

最初はここから手を入れて、中の人間に食べ物や水を与えたり、排泄を掃除するために用意されていた。そのため、穴は人間の手が通るのに十分な大きさで作られており、各面に配置されている。

しかし人間とは、意地悪なことを考える動物である。

 

昔、見回りの刑務官が、中に閉じ込めた男性をイタズラでくすぐりはじめたのがキッカケとされている。

中に閉じ込められていたのは、悪名を世の中に轟かせていたギャングのボス。全身に刺青の入ったマッチョで屈強な男。それが、若い刑務官4人に(箱に手を入れられて)こちょこちょとくすぐられてしまい、辛すぎて泣いてしまったのだ。

もちろんガラス箱なので中の様子は丸見え。そのボスの威厳は、1日で失われてしまった。

 

そして現在。

このガラス箱は、「くすぐりお仕置きボックス」として色々な家庭や学校で使われている。

 
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「イヤッぁ゛っ!!はなじでぇっ!! 箱はいや゛っ!!いや゛なのぉっ!!」

 

泣き叫ぶ女の子の声。

男の先生たちは、容赦なく女の子の衣服を脱がし、ハダカにする。
そして大人3人がかりで女の子を、ガラス箱の中に押し込めてしまう。必死に抵抗して暴れる女の子を押し込め、無理やり蓋を閉じて鍵をかける。もう内側からは出られない。

担任「さぁーて、みんなで梨華さんをくすぐってあげましょう」
生徒たち「はぁーいっ!」

 

 
「あーーハハッハハハハハハハハぁっ!!いや゛っ、いや゛ぁ゛っっ!! やべでやべでぇっ!おっほほほぉっ゛ーほっほほほぉっ!!ぎゃはっ、ぎゃははっはあははははぁッ!!」

 

四方八方から手が伸びて、女の子のカラダをくすぐる。

クラスメイトたちの手が、指が、梨華のハダカを襲う。

脇腹をつままれ、背中や首をくすぐられ、足の裏を触られ、おっぱいを揉まれる。恥ずかしい割れ目やおしりの穴までくすぐられる。

 

「あーーはっはははははっはははははっはっ//// ぎゃはっ、ぎゃはっッはーーははっはははっはははっ!!いや゛っっいや゛いや゛いや゛ぁ゛っははははははぁっ!!!」

動けない。

手足を拘束されてるわけでもないのに、身じろぎ1つできない。

箱の中は、窮屈で窮屈で窮屈で、

狭くて苦しくて…。

汗をかいて暑い。蒸れる。動けない。

 

それだけでも、辛すぎる罰なのに。

上下左右、すべての面から手が伸びてきて、身体の表も裏もあますことなくコチョコチョされる。隠したいところも恥ずかしいところも全部。

 

「いや゛いや゛っ、くずぐらないでぇっ!!っ! いや゛ーーははははっはっはははっはっはっはっはっ!!」

 

弱点の足の裏を隠すことも、恥ずかしいお股を手で覆うことも。小さなおっぱいの膨らみを守ることも。何1つ叶わない。

ストレスが溜まる。涙が出る。

こんなに辛くて苦しいときに、嫌がらせでコチョコチョしてくるクラスメイトが憎くてたまらない。笑ながらおっぱいを触ろうとしてくる男子や、ニヤニヤしながらおしりの穴をくすぐってくる女子が許せない。

 

 
「あはは、狭いのキツそー」「ねえ、おしりの穴、汗かいてるー(笑)」「足の裏、苦手なのー?」「コイツ、乳首たってね?」「猿みたいな声だしてるーw」「おい、脇腹よわいぞコイツ(笑)」

 

「あっははっはははははっははっっ!! ごめんなざいっ!!ごめんなざいっ!!ごめんなざいっ!!」


 

気持ちとは裏腹に、口からは許しを請う言葉が自然と飛び出る。

こんな格好でくすぐられたら、どんなに憎くても、泣いて謝るしかない。

こんなに長時間、こんなに動けない状態で、こんなにたくさんの人にくすぐられた経験なんてない梨華。苦しくて苦しくて、泣きながらおしっこをまき散らしてしまう。

 

「うわっっ…おしっこかかった!…っさいあくっ!」
「何してんだよ、おい!」「ここトイレじゃねーぞ、この便所虫っ!」

 

手におしっこをかけられた男女たちは、怒りながら、おしっこのついた手で、梨華のおっぱいや脇腹をくすぐる。足の裏や顔におしっこをなすりつける。そして、お仕置きにおま〇こやおしりの穴をくすぐろうとする。

 

「あっははっはははははっははっっ!! いや゛っ!おしっごつげないでぇっ!! ごめんなざいっ!!ごめんなざいっ!!おじっご塗らないでぇっえ゛っ!!」


 

 

内側から決して開けることのできない、窮屈で狭い箱にハダカで閉じ込められたら。
それだけでも、人間にとっては、ストレスと恐怖と絶望を感じるのに。そんな格好のままコチョコチョされたら。

いつ出して貰えるかもわからない。時間もわからない。体勢も変えられないような狭い場所に閉じ込められたら、それだけでも不安で泣きそうなのに。そんな人間を面白半分でくすぐったら、どうなるのか。

そんな妄想のフィクション小説でした。